乳がんから7年が過ぎて見つけた検査データ

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乳がんデータMRI検査
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自分の乳がんのデータは治療の記録も含め保管していたのですが、乳がんのブログを書くことは考えていなかったので、なんと一切捨ててしまいました。

なので、抗がん剤をしていたときの血液検査の記録の正確な数値はわかりません。それについては本当に悔しくて・・・データについていろいろ書けたのにと悔やんでいました。

けれど、先日書類の整理をしていて良いものを見つけました!

自分の乳がん検査のDVDデータを発見!!

ちょっと宝物を見つけた気分です。

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在りし日のおっぱい

乳がんの疑いがあると、触診・細胞診・エコー・マンモグラフィ・MRI・CTの検査をして、それを総合的に検証して初めて「乳がん」の烙印が押されます。

で、そのときに病院から頂いたのが検査結果のDVDです。

私が乳がんになってから7年が経ちましたので、7年ぶりに見る自分の乳房の映像です。

ちょっとワクワクしながらパソコンに入れました。

が!

全然マウントしませんでした・・・

古いデータのためなのかわかりませんが、今使ってるWindows10でマウントせず、昔使っていたMACを引っ張り出してきて読み込みました。

それでなんとか見ることができましたが、なかなか苦戦しました。

本当はもっといろんな角度をお見せしたかったのですが、PCがウィーンと唸って壊れそうにうなってたのでとりあえず2枚だけ。

乳がんデータ

乳がんデータ

これが私の在りし日のおっぱい、MRIの画像です(MRIと思います、間違ってたらすみません)。
私の乳がんは右胸なのでこれは下から見た角度と思われます。

で、画面左側の右乳房の中に白いものが写っていますでしょ、これが乳がんです。

乳がんデータがありました。

転移といっても針の先ほどのぽちっとした転移でした。
それでもやっぱり転移は転移ということらしいです。

なんか久しぶりに見た自分の乳房に感慨無量です。
思ってたより大きい(ちょっと嬉しい)。

でもこれちょっとカラクリが・・・
MRIの撮影のときは、うつ伏せになって撮影するんですよ。

ちょっと妙な感じですが、検査台には乳房を入れる穴が開いていて、その中に乳房を入れてうつ伏せになって行います。

なので普通にしているよりは大きく見えるだけです(笑)

乳がん MRI

乳がん細胞の形

乳がんの大きさはたった2.4cm。
2.4cmといっても胸の中にあると大きく見えるものです。

乳がん細胞はまん丸ではなく、ごつごつしてイビツなのがこれを見るとよくわかると思います。

当時、私は眠るときに、よくうつぶせ寝で寝ていました。
あんなごつごつしたものを乳房の中に入れて、それを押しつぶす姿勢で寝てたんだなぁと、今思うとぎょっとします。

寝相とは無関係と思いたいですが、乳がん細胞の周りはジュクジュクしている状態と言われた記憶があります。

これは増殖したがん細胞が乳管の壁を破って周辺の組織まで広がった湿潤がんということだそうです。
(私の場合は「やや湿潤」レベル)

インクが染みたような状態と表現されます。

ガン細胞は発生した乳管内にとどまっている状態なら「非湿潤」と呼ばれ良好ですが、私の場合は周囲の組織に「浸潤」つまり染み込むように広がってしまっていました。

なので初めは温存でということだったのですが、検査後は全摘出することに変更になりました。

乳がんに一喜一憂してたあの頃

検査データを見ていて、あの時の気分がふと蘇ってきました。

私はそれほど悲観的になることは少なかったのですが、それでも乳がん治療中や治療が終了してからも、何か身体に不調があると

「もしかして転移?」

と、すぐ不安になったものです。それってガンになった方は思ってしまうことかもしれませんけど。

検査結果が出るまではやはり毎回不安にもなります。
そして毎回、予想(希望)より悪かった思い出が・・・

乳がんは治るガン

あのころはビクビクしていましたが、正直なところ乳がんはいろんなガンの中ではそれほどやっかいではない方です。

乳がんは今や羅漢率はトップで、12人に1人はなると言われています。が、その割には死亡率は少ないのです。
死亡率は5位ですので「乳がんは治るガン」と言えるでしょう。

先日、ある医師とお話をしたのですが、「だいたい乳がんの8割がた治るんだから、心配することないんだよ。マスコミは乳がんだけ騒ぎすぎ、子宮がんや卵巣がんもあるのに、なんで乳がんだけ騒ぐんだ?」

たしかにそんな感じはしますね。
正直なところ、乳がんは「治ることが多いから」騒ぐんじゃないかなと思うんですよね。

女性のシンボルである乳房を切るはインパクトがありますが、「ガン」のわりには手術も超楽だし、死亡率も少な目なので、正直なところ他のガンよりは深刻さが低めです。

だから乳がんだけ話題にしやすいんです。
乳癌人口も多いですし。

乳がん用のブラや、ウイッグや、いろんな賞品が売れるので「商売になる」それが「乳がんだけ騒がれる理由」なのかもしれませんね。

2018年の死亡数が多い部位

1位2位3位4位5位
男性大腸膵臓肝臓大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸7位
女性大腸膵臓乳房大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸2位、直腸10位
男女計大腸膵臓肝臓大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸3位、直腸7位

2017年の罹患数が多い部位

1位2位3位4位5位
男性前立腺大腸肝臓大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸5位
女性乳房大腸子宮大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸2位、直腸7位
総数大腸乳房前立腺大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸3位、直腸6位

<まとめ>

7年前の乳がん当時のことをDVDデータを見ながら思い出してみました。
思い出したまま何となく書いてしまったので、取り留めのない内容になってしまいました。

またDVDをPCで読めるようにチャレンジしますので、うまく読み込めて、発見があればこのブログで書きたいと思います。

 

ひばり
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出典:公益財団法人東京都保健医療公社 大久保病院