乳がん手術前の姿を写真として残す

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乳がん手術前の写真撮影乳がん手術前の写真撮影
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>>私がリンパ浮腫を発症してしまったきっかけ

乳がんになると、残念ながらどうしても手術はすることになります。
できればそのままの乳房を保っていたいものですが、どうしても手術はすることになるでしょう。

女性にとって乳房は特別なものであり、乳房を傷つけることは、女性性をゆるがす大きな出来事です。

手術の内容は「乳房部分切除術」「乳房切除術」「乳頭乳輪温存乳房切除」「乳房部分切除術」といろいろあります。

乳がんの発見が早く、程度が軽いものほど切除する部分が少なくて済むのいうまでもありません。

ですが切ることは切ります。
切除する大きさはケースにより違いますが、大なり小なり元の形とは違う胸になってしまうのは避けられません。

乳がんの治療が始まると手術で乳房を失う上に、一時的とは言え、化学療法で髪の毛もなくなり、抗がん剤の副作用で健康的な美しさは失われてしまうのはやむを得ません。
また、乳がんに手術後にはリンパ浮腫の可能性もあります。

リンパ浮腫になると腕がむくみ、太い腕になってしまう場合もあります。リンパ浮腫は一度なると残念ですがほぼ治ることは難しい病気なので、浮腫む腕と付き合うことになってしまうでしょう。

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乳房は特別な部分

乳房は自分の身体のパーツでありながら、自分だけのものではない特別なものです。

乳房というのは特別な部分なのですよ。

乳がん全摘手術で子供との絆がなくなると嘆いていた方がおられました。

子供が生きるためのお乳を出し、子供の精神的な支えでもある大切なもの、そしてパートナーにとっても重要な意味がある部分なのが乳房です。

乳房は自分の身体のパーツでありながら、自分だけのものではない特別なものです。

こんな特別なものは他にありません。
いわば、女性のシンボルでもある乳房、それを乳がんという一つの病気で失うのはそれなりにショックなものです。

乳がん手術前に、写真で記録したい

乳がん手術前の写真撮影

手術で乳房を失うのをどうしてもしなければならないのなら、せめて乳房にメスを入れる前に「写真」という形で残そう、そう考える女性は少なくないと思います。

私の周りにも手術前に「セルフポートレート」ということで、自分でカメラで撮ったという女性がいます。
彼女はスマホで簡単に写しただけですが、そのたった一枚の写真は意味のある一枚です。

彼女は全摘手術でしたから、二度と見ることができない自分のおっぱいを記録したかったと笑ってました。

私自信は何にも記録を残さなかったので、かつてあった乳房を見ることはできません。写しておけばよかったかしらと今では後悔していますがもう二度と見ることはできません。

自分で写す乳房の写真・・・

それでも良いのですが、それはただ単に「記録」としての写真にすぎません。

最近は、乳がんの理解がある専門カメラマンが手術前のメスを入れていない身体の美しい写真を撮ってくれるサービスがあります。
まるでモデルさんのように撮影してくれるのです。

それは「思い出」としての写真です。最後のはなむけとして今まで自分の一部だった乳房に送りものをしてあげる、そんな素敵な考え方もあります。

もし、これから乳がんの手術と化学療法や放射線治療をするという方がおられましたら、乳房を失う前に「思い出」としての写真を撮ってみませんか?

どうせ撮るなら乳がん専門のプロのカメラマンがおすすめ

どうせ撮るなら乳がん専門のプロのカメラマンがおすすめ

プロのカメラマンはどうしても男性の方が多い上に、乳がんのことには無縁な方が多いものです。

乳房を写すのですから、どうしても抵抗を感じてしまうのはやむを得ません。

ところが、乳がん患者向けの写真撮影をしてもらえる業者というのがあって、そういうところでは女性、しかも自信が乳がん体験者だったりして、安心してお任せすることができます。

男性に見せる性的なヌードではない、いわば自分の想い出のための撮影は信頼できるカメラマンであるこことは大切です。

乳がんに理解があるカメラマンであってほしいですね。

手術前のトップレス撮影、ヌードにならずとも思いっきり胸もとが開いたドレスで撮影したり、手ブラ・胸元あいたドレス・ランジェリー・洋服で撮影することが多いようです。

ヌードには抵抗があるけれど、胸を写してほしいという方も安心できますね。

メイクもしてもらってイメージも柔らかいロマンチックなフェミニン風だったり、キュートなクールガイ風だったり、要望を聞いて撮影となります。

乳がん手術前以外でも

それから、写真撮影はなにも手術前の撮影ばかりでなく、乳がん治療中や、乳房再建前の記念だったり、治療中の状態での記念の写真も受け付けてくれるようです。

抗がん剤の副作用で髪の毛が抜けますが、その姿を記念として写しておきたいというケースもあるようです。

これ、私的にはすごく気持ちがわかります。

スキンヘッド姿というのは抗がん剤治療中とそのあとしばらくの期間だけなので、そのあとは自分のツルツル頭を見ることはないので、その姿を撮っておきたくなりました。

治療で体調が悪くなければですが、ぜひキレイにメイクしてもらって思い出の写真を撮ってもらってください。

乳がんの写真撮影 まとめ

撮影を頼んだ方の意見をいろいろ見ましたが、中でも印象的だったのが「乳房へのお礼」「生きるための手術や治療の決意ができた」という言葉。

乳がんというと暗い気持ちになりがちですが、気持ちを切り替えるイベントがあると、これから始まる乳がんとの闘いに挑む勇気に繋がるでしょう。

乳房の撮影、なかなか良いアイデアではありませんか?
二度とないチャンスです。
興味のある方は、試してみてくだいね。

笑顔で一生の思い出になる写真を撮ってもらってください。

 

ひばり
ひばり

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