便秘は乳がんの敵だ!便秘がもたらす病気の危険

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便秘は乳がんの敵だ!便秘がもたらす病気の危険お通じの異常
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便秘がなぜ乳がんと関係があるのか?という気もしますが、それがどうも関係があるようです。

便秘の人の方が乳房に癌が転じやすい異常細胞を有する確立が高いという調査結果が出ています。

米カリフォルニア大学の研究チームが行った疫学調査で、排便回数が1日1度の女性と、1週間に2度以下の女性で比べると、排便回数の少ない女性が乳がんになる確率が5倍になったという結果が出ました。

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乳がんと便秘の実体験

これ、私の強烈な実体験があるんです。

あのころは、それはそれは便秘と軟便の繰り返しで悩まされていました。
私は7年前に乳がんが発見されたのですが、その以前、乳がん細胞が身体の中にあるときの話です。
以前このブログで書いたことがあるので、良かったらお読みください。

乳がん発覚前に感じていた身体の異変~お通じと胸の張り~~お通じと胸の張り~
胸にあったしこり(乳がん)を発見する2年前から、便の状態が常におかしかったんです。 今回は尾籠な話ですみません。 お食事の方がいらしたら、後で読んでくださいませ。 乳がんは自覚症状が少なく、痛みもないので検査をして初めて乳がんに気が付いたと

おかしかったのに、自分ではそれを認めようとせずに、ないがしろにしていた、というか自分の異常を無視していたんです・・・。

乳房の中のガン細胞と、腸が関係があるなんて思いつきもせずです。
まさかその兆候が「乳がん」と結びつくとは思いませんでした。

私と同じように、便秘と軟便を繰り返したり、異常に臭いにおいだったり、常にお腹が張っていたり、ガスの回数が多い方は、ぜひ医療機関で相談してみてください。
乳がんでなくても、その状態が身体に良いはずがありません。
ぜひなるべく早く腸内環境を改善する策を探してください。

乳がんと便秘の実体験

がん患者は便秘が多い

私だけではなく、どうもがん患者には便秘である割合が多い傾向のようです。
大腸がんの場合は、腸の圧迫や閉塞があるために便秘になることがあります。

便秘は万病のもとというのは本当で、それもそのはず、免疫力は腸内で作るのです。
腸内免疫といって、体外から細菌やウイルスを侵入させないようにする仕組みがありますが、これが弱くなります。結果、悪玉菌が増加し腸内環境が悪化すると、この腸管免疫が機能しなくなるため免疫力が低下し、感染症にかかり易くなってしまうのです。

乳がん以外にも便が滞ることによってあらゆる弊害は生まれます。乳がんはそれのひとつです。

乳がんの原因物質が糞便中に排泄されるのが、便秘により大腸から再吸収されてしまい、乳がんの発症リスクが高まるという指摘もされています。

がん患者は便秘が多い

副作用としての便秘

がんに便秘はつきものです。

薬の副作用としても便秘もあります。
抗がん剤やモルヒネなど鎮痛薬には、痛みを抑える作用だけではなく、下痢止めの作用があります。

また食事が思うように摂れないため、排便を促すことができないのも理由のひとつとして挙げられます。

治療中の便秘は主治医と相談して、適量の下剤をもらうなど適切な指導を受けてください。

便秘対策・生活の工夫

では、便秘対策として日常でできる対策を見ていきたいと思います。
これら全部を見直して続けてみることが大切です。

水分を摂る

夏は水分を摂るのでお通じが良くなるけれど、夏が終わるとまた便秘がちになったりしませんか?
水を飲むだけで便秘が改善されることも多いものです。
一日に摂りたい水分は1.5L。だいたいコップ8杯は飲みたいです。
ちなみにコーヒーやお茶やビールのように利尿作用があるものはカウントしません。

身体を動かす

外にでて歩いたり、掃除などで身体を動かすことは便秘予防に大切です。
運動ができないときは、いくつかの動作が腸の蠕動を促すので効果的です。

  • 椅子に座り、上半身を静かにゆっくりと左右にひねる
  • 横になり膝を立て、膝を左右に捻る
  • 横になった状態で、片脚ずつ膝を抱えるストレッチ
  • うつ伏せ寝をする
  • お腹をゆっくりのの字にマッサージ

便秘対策・生活の工夫

植物繊維を摂る

食物繊維を多く含んだものを積極的に食べましょう。
食物繊維は、主に豆類、きのこ、海藻、リンゴやバナナなど果物などに多く含まれます。ただし、体の状態によってはとりすぎるとよくない場合もあるので、医師と相談しましょう。

個人的には節分に撒く煎った大豆がおすすめです。
大豆製品を摂ることが乳がん予防になるそうですし、一石二鳥です。

牛乳は排便の刺激になりますが、便秘のときはガスが多くなり苦しくなることも。
ヨーグルトのように発酵されたものの方が良いです。

便意を逃さない

便意を感じたらすぐトイレに行くようにしましょう。
我慢すると便意が止まって、直腸が鈍感になり、便意を感じにくくなります。

腸の中に便が留まるため水分不足になり、さらなる便秘に繋がるので悪循環に陥りやすくなります。

排便の姿勢を正す

最近というかここ1年は、毎日普通に良いお通じが続いています。
今までの人生で一番良いかもしれない。

これはですね・・・なんと
排便の姿勢を改善したことがきっかけなのです。

その姿勢とは、ロダンの「考える人」が取っているように、前かがみになる姿勢です。

今はほとんどのトイレは洋式便所だと思いますが、あの椅子に座った姿勢は、大腸が排便に適した角度にならないそうです。

姿勢が理想は、前かがみになり足をやや持ち上げた角度、まさに「考える人」の形です。

足は下に何かを敷いても良いし、かかとを上げた状態にしても良いです。
でもまあそんなことをしなくても、とにかく前かがみになれはOK

こんなことで?と思うようなウソみたいな話ですが、何十年に渡って悩まされてきた便秘が本当にこれで改善されました。
まだやってない方はどうぞお試しあれ。

考える人の姿勢 排便

生活リズムを崩さない

便意はなかなかデリケート。些細なことが影響することがありますよね。
休日は便秘になりがちな方。生活リズムと便意も関係があります。
仕事や学校がある日と同じ時間に起き、同じ時間に食事をするようにしてみてください。

便秘時は何科を受診したら良いの?

便秘時は何科を受診したら良いの?

主治医を持っていない場合、単純に便秘で困ったときは何かを受診したら良いかわかりませんよね?

そんなときは「消化器内科」か「内科」、消化器を専門に扱う診療科、もしくは便秘を専門とする外来で治療を受けると良いですよ。
あるいは便秘を専門にあつかう「排便機能外来」や「便秘外来」という科を置いている病院もあるので、そこで相談してみてください。

そして便秘で病院に行くのなら、総合病院ではなく、お近くにある町のクリニックがおすすめです。
薬物療法や生活習慣の改善指導を受けながら治療しますので、待ち時間の多い総合病院よりも通いやすい近くにクリニックを選ぶと良いですよ。

およそ3日以上排便がないとき、下剤を使って1~2日たっても便が出ないとき、腹痛や嘔吐(おうと)があるときには担当医や看護師に相談しましょう。

また、おなら(排ガス)が出ない、腹痛がある、嘔吐する、おなかがひどく張る(腹部膨満感がある)と感じた場合には、腸閉塞の可能性もあるためすぐに担当医や看護師に伝えましょう。

便秘 まとめ

たかが便秘、されど便秘です。
今現在、便秘に悩まされている方は、軽く見ないでできるだけ早めに腸内環境や、便秘の原因を探し対策を探してくださいね。
病魔やウイルスと闘うためにも、ぜひ腸内を整えましょう。

 

ひばり
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