リンパ浮腫外来に行ってきた話:その2 圧迫療法(バンテージ療法)

リンパ浮腫外来に行ってきた話:弾性包帯リンパ浮腫

リンパ浮腫を発症して2年目の私がリンパ浮腫外来に行った話の続きです。

リンパ浮腫の圧迫療法(バンテージ療法)として弾性着衣(腕の場合は弾性スリーブと弾性グローブ)、そして弾性包帯があります。

今回は弾性包帯の巻き方を習ってきましたので、そのことを書きます。

結論から言うと、こんなに弾性包帯が気持ち良いとは思いませんでした!
一日中でもしていたいくらい気持ち良いです。
「気持ち良い」ということは効果があるということです。

ただ包帯を何層も巻くので腕がかなり太くなり、細身の服が着られないことと、見た目がもろ病人っぽくなるので外出しにくくなることが欠点です。

※1回目の話はこちらをご覧ください。

リンパ浮腫外来に行ってきた話:その1 弾性スリーブとミトン
弾性着衣によるリンパ浮腫の悪化もあり、思い切ってリンパ浮腫外来のある専門病院を訪れることにしました。今回はリンパ浮腫外来初日、リンパ浮腫の程度や問診、弾性着衣についてレポートです。
その前に、弾性包帯の役割をざっくり説明します

リンパ浮腫は、リンパ節を取ってしまったがゆえにリンパの流れが停滞し、それによっておこるむくみです。

圧迫をすることによってむくみを軽減し、効果を維持することが重要です。

リンパ浮腫は自然治癒する病気ではなく、放置しておくと永遠にむくみ続け、蜂窩織炎や象火病といった病気になりやすいので、なんとか浮腫むのをくいとめなければなりません。

それには弾性スリーブ・弾性グローブ・弾性包帯で圧迫する「圧迫療法(バンテージ療法)」が有効です。

圧迫することで皮下組織内の圧力を高めて、毛細血管からの漏れ出しや、リンパ液が溜まるのを防ぐのです。

リンパ浮腫外来 2回目

リンパ浮腫外来の2回目は、弾性包帯の指導でした。

リンパ浮腫を軽減させるのに効果があるのは「弾性包帯」、
そして、むくみが軽減された状態を維持するのに「弾性スリーブや弾性グローブ」使うということになります。

弾性包帯について

今回は、弾性包帯の巻き方を習いました。

弾性包帯

使うのはこれらです。

▼使う順番はこちら

  1. 筒状包帯
  2. 弾力包帯
  3. 弾性包帯

1.筒状包帯

筒状包帯

直接この包帯を皮膚に巻くと、肌を痛めてしまうため、弾性包帯を巻く前には、手は薬局で売ってるのと同じ普通の「弾力包帯」、腕はアームカバーのようなトレーナー生地のような厚めの「筒状包帯」を通します。

スポンジ包帯や綿の包帯を巻く方法もあるみたいなんですが、汗をかくので洗って繰り返し使用ができないので、筒状包帯が洗濯機で普通に洗えるので便利なんだとか。

2.弾力包帯

弾力包帯は手だけに巻きます。

包帯の巻き方の動画を見つけました。
巻き方はこれと同じです。
一応、「こんなイメージ」といういうことで貼っておきます。
(この動画では腕を「筒状ネット」と「綿包帯」を使っていますが、私はそのかわりに1で説明した「筒状包帯」を使います。)

3.弾性包帯

弾性包帯は弾力のない包帯をしっかりさせたようなもので、弾力はまったくない布です。デニム生地と同じくらいゴワゴワしています。
この弾力のなさでむくみを抑え込み、リンパ液が溜まらないようにするのです。

この写真はちょと緩めです。本当はもっときつめに巻いた方が良いです。

弾性包帯は正しい巻き方をしないとリンパ浮腫を悪化させてしまうことがあるので、できれば包帯の巻き方は病院で指導してもらった方が良いです。

包帯を巻いて抑えていく方法なのですが、片手で包帯を巻くのは結構難しいです。

何回か練習は必要かもしれません。巻いているうちに包帯を落として転がしてしまうので、テーブルの上で巻くと楽です。

弾性スリーブと弾性グローブについて

上の写真は、今使っている弾性スリーブと弾性グローブです。
弾性スリーブと弾性グローブを使うのは、弾性包帯でむくみを取ってからです。

弾性スリーブと弾性グローブは弾力があるので、むくみを軽減するまではいかないので、「良い状態を維持するもの」としての使い方だそうです。

私のリンパ浮腫の程度だと、弾性包帯をずっと着用するほどではないので、以下の作戦で対応していくことになりました。

  1. 夜寝る前に弾性包帯を巻き「むくみを軽減」させる。
  2. 寝ている間にむくみが改善する。
  3. 朝起きたら包帯を取り、弾性スリーブと弾性スリーブに替え、良い状態を維持する。

リンパ浮腫外来 2回目の診療費

今回は弾性包帯の巻き方でしたので、これは自由診療となります。
かかった料金はこんなかんじです。

圧迫包帯バンテージ指導として6480円
弾性包帯、弾力包帯、筒状包帯まとめて 3500円(くらい)

リンパ浮腫って保険適応にはなりましたけど、まだやっぱりお金がかかりますね。
ちなみに弾性包帯も弾性スリーブも弾性グローブも加入している健康保険で療養費としてその費用の一部を支給してもらうことができます。

ただし、全部はなかなか出ないようです。
私の場合も弾性スリーブも弾性グローブの分しか支給されませんでした。

弾性包帯を巻く前にしていること

弾性包帯を巻いてから手や腕を動かすと、マッサージ効果があります。

なのでまずリンパ浮腫に定評のあるクリーム「ルピエラインクリーム」を塗ってから弾性包帯を巻き、寝る前にちょっと腕を動かして運動をすることにしました。

これが良い! リンパマッサージが続かない私としてはこの楽な方法がベストと思います。

 

「ルピエラインクリーム」はただ塗るだけでも気持ち良いのですが、弾性包帯をして手や腕を動かすとさらに気持ちよく効果的です。

リンパ浮腫に効果的な運動もありますが、適当なストレッチでも良い感じです。

特に寒い我が家で肌を出してリンパマッサージするのはかなり難しいので、この方法なら苦なく続けられておすすめです。

私が愛用している「ルピエライン」というクリームはポカポカした温感があり、血行やリンパの流れを促進するクリームです。

リンパ浮腫ってセルフケアが重要で、しかもずっと続けていかなくてはならないものです。
なので継続できるものが一番だと思うんですよ。
そうなると楽で良いものに頼るのが最良って思います。

ちなみにこの「ルピエラインクリーム」は、放射線治療を受けた方にもおすすめなのでリンクを貼っておきます。
興味のある方は公式サイトをチェックしてみてくださいね!

リンパ浮腫

ルピエラインをリンパ浮腫の私が実際に使ってみた感想
私のリンパ浮腫は、乳がん手術による後遺症で手術後5年経ってから発症しました。 発症してからは、セルフドレナージ(リンパマッサージ)や圧迫療法などで、なんとか付き合って悪化させないように過ごしています。 これを読んでおられる方の中には...

リンパ浮腫外来 2回目 まとめ

リンパ浮腫はとにかく悪化させないで、一日のむくみはその日のうちに解決して翌日に持ち越すことが基本です。

毎日こつこつ繰り返すこと。
私も自分でできる努力を続けていきたいと思っています。

 

ひばり
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