爪の色や形で見る健康状態

爪の色や形で見る健康状態爪の色や形で見る健康状態

爪は健康のバロメーターと言います。

身体の状態が爪に現れますので、爪を見て自分の健康状態が今どうなのかを知ることもあります。

なぜ、爪に健康状態が表れるのか。ちょっと不思議な気がしますが、これは爪の下に流れている血液に関係しているからなんだそうです。

貧血のときは爪が白くなりますし、心疾患が呼吸器疾患があると血液の状態が悪くなるので、爪は赤黒くなると言われています。

そういえば、貧血だったので爪が反り返った「スプーン爪」でしたし、心臓に疾患があった父は、太鼓のバチのような「バチ爪」でした。

はっきりと爪に出てしまうのですね。

病気の特徴を表す爪の形や色に変化するわけです。
というわけで、今回は爪で健康チェックをしてみましょうというお話です。

まずは爪の構造を見ていきたいと思います。

私たちは普段、爪の恩恵を受けて生活している!

爪は皮膚や髪の毛と同じタンパク質の一種であるケラチンでできています。指先を守るために皮膚の一部が固くなったのが爪です。

私が使っていた抗がん剤は副作用で爪にダメージをもたらすものでしたので、手足の爪の両方とも全部なくなったことがあります。

あの時は爪のない状態のなんと心細かったことか! 爪のない足先は、ぐにゃぐにゃして、なにかにつまずいたり、指先を突いたりしないかいつも気になって生活していました。

爪がないと納豆に付いている醤油が開けられません。キャップも開けられないし、細かい作業は無理。普段の生活ができているのって爪のおかげなんですよ。

日頃、慣れ過ぎていて爪のありがたさを感じませんが、爪は重要でありがたい存在と実感しました。

そんな爪の構造が下の図です。

爪の構造

爪の硬い部分は「爪甲(そうこう)」と呼ばれています。爪甲は爪母で作られ、爪床に沿って伸びていきます。

爪の根元にある薄い皮は「爪上皮(そうじょうひ)」で通称「甘皮」とも呼ばれていて、生まれたての柔らかな爪を守る役割をしています。甘皮・爪上皮は雑菌が体内に入らないようにふたの役割をしています。

爪先(そうせん)は爪が伸びて爪床から離れて指先に飛び出して、乾燥し硬くなり白くなっている部分のことを言います。

黄線(おうせん)黄線(おうせん)は爪甲と爪先の境目にあるぼんやりと黄色に見える線。
この線は爪の情報を知る事が出来る大切な線です。

爪半月(そうはんげつ)と呼ばれている部分。ここはまだできていない爪で、よく健康との関係があるという話がありますが、実はあまり関係がありません。

爪と健康状態の関係

さて、爪の構造と名称の説明をしたところで、爪の健康との関係をご説明します。

健康的な爪は、爪甲がうっすらした薄ピンク色で、表面も滑らかでツヤがあります。
ほぼ透明なので、爪床の毛細血管の血液の色が透けて見えるためです。

病気やストレスなど体調に問題があると爪に特徴が表れることがあります。

白い爪

爪甲が透明で爪の下の色が薄い場合は鉄欠乏貧血のような低色素性の貧血の人に見られます。
また、爪自体がすりガラスのように濁った白色の場合は肝硬変の疑いが考えられます。

縦線がある爪

爪の縦線は老化によるものなので、あまり心配がありません。
だいたい30歳を過ぎれば縦線が表れるのが普通です。ですが、縦線が強く現れて爪がわれるのであれば血行障害である可能性もあります。

横線がある爪

身体の不調や精神的なストレスや栄養不良があると爪に横線が入ることがあります。
縦線は特に心配が少ないのに対して、横線の場合は要チェックです。

全身性の病気が疑われ、深い溝ができたら血液の病気や糖尿病、亜鉛欠乏症なども考えられます。

白い線が1本ならヒ素中毒やマラリア、心不全、肺炎、心筋梗塞などの可能性があるとのことです。

そして白い線が2本の場合は腎臓疾患の時に出現することがあります。

爪の根元から溝までを測り、0・1㎜(1日に伸びる爪の長さ)で割れば、体調の乱れがあった時期を知ることが出来ます。

横線は抗がん剤をやったことがある方は経験したことがあるかもしれません。抗がん剤の回数ごとに線が入るので4クールなら4本入ります。

スプーン爪・匙状爪

健康的な爪は内側に向けてカーブが付いていますが、スプーン爪、または匙状爪と呼ばれる症状は、爪が反り返っている形です。

この形をしているのなら、鉄欠乏性貧血の可能性、もしくは甲状腺機能亢進症が原因のこともありますので、内科で相談することをおすすめします。

指先が太くなって爪が太鼓のばちの様な形になったものです。別名は時計皿爪。主に先天性の心臓病や慢性肺疾患の人にみられます。

血液循環が悪くなって指先に血液が溜まってしまいこの形になると考えられています。

爪甲が縦に帯状に黒い状態は、生理的に見られることも多く、病的なものではない場合があります。
爪の黒色~褐色の色素沈着は日本人ではかなり多く認められます。
爪甲の付け根にあるホクロが原因で起こる場合や、内科の病気が原因の場合もあります。また、悪性黒色腫の場合もあります。

思春期以後に生じる爪甲の色素線条はまれに悪性黒色腫(メラノーマ)の始まりのこともあります。幅が広くなったり、色が濃くなったりすれば危険信号なので、すぐに皮膚科を受診することをおすすめします。

抗がん剤で受けたダメージから爪を守るには

薬の副作用としての爪の異常もあります。
タキサン系の抗がん剤は爪に副作用が出やすいと言われています。

私も抗がん剤をやっていたときは、いろいろな爪の状態を経験しました。

私が使ったのはドセタキセルとシクロホスファミドなので、爪は面白いようにダメージを受けました(笑)

抗がん剤は爪母にダメージをあたえるので、爪が成長するときに入るので、はっきりと横線が入りました。
4クールやったので4本線です。線は窪んでいて、そこが柔くなって割れの原因になりました。

4クール目後に爪が煤けたように黒くなり、抗がん剤は毒なんだなぁと実感しました。

そしてそのあと、白い爪先部分が多くなり続け、気が付くと爪の半分くらいは白い爪状態になります。

これは爪が指から浮いている状態なので、爪切りで切ってしまうこともできます。

できますが、そうすると指先に爪がない状態になるので、なんとか爪を死守するためにマニキュアをぬったり、頑張りました。

努力はしましたが、最終的にはほぼ爪はなくなりました。

今思うと、爪への保湿はあまり考えておらず、欠けたり割れたりしていく爪をコーティングすることしか考えていなかったのが反省です。

マニキュアは消毒用アルコールで落とせる水溶性マニキュアがおすすめです。

今思い起こすと、あの頃、爪ばっかり見つめてたなぁ・・・
欠けそうになっている爪を守るために、アロンアルァまで塗ってました。←マネしないでくださいね

それよりは伸縮粘着包帯で指先を守るのが良いです。
爪って本当に大切。爪が浮いていたり、欠けたりしていると、服や物にひっかかってトラブルの元になりますので。

伸縮粘着包帯なら爪に負担が少ないのが利点です。

爪の色や形で見る健康状態 まとめ

簡単にではありますが、爪でわかる健康状態のお話をしました。
爪の状態は奥が深くて、ご紹介したものはほんの一部で、まだまだたくさんの症状があります。

健康的な艶のあるピンクの爪ではないと思ったら、なにかの病気が隠されていることもありますので、爪の状態は日ごろから観察しておくと、病気の早期発見にもつながりますよ。

 

ひばり
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