上皇后陛下が乳がんの手術をお受けになられることになりました。
乳がんのタイプなどは明らかになっていませんが、比較的初期の乳がんであろうという発表でした。
宮内庁によると、上皇后陛下が先月になさった定期健康診断のエコー検査で、左胸の乳腺に小さな腫瘤(しゅりゅう)が見つかったそうです。
その後、乳腺のMRI検査で、悪性を疑わせる所見が見られたため、2日に組織検査を受けた結果、比較的早期の乳がんと診断されたそうです。
日程は上皇后陛下は来月以降に手術をお受けになる予定です。
先日の白内障の手術から間もないのに、次から次へ病気が見つかって・・・
御攘夷でお忙しい日々だったので、なにかと無理しておられたのでしょうか、病気の治療の連続になってしまいました。
御攘夷後はゆっくり静養していただけると思ってたのに。
私が気になったのは「半年から1年ほど前に行われた前回の検査で腫瘤が見つかっていなかった」ということ。
乳がんというのは、他のがんに比べれば進行が遅いといわれています。前の検査から時間が経ってなくて、今回発見ということ、それだけ小さな腫瘤というだけなら良いのですが。
ただし進行の早いタイプもあるので、報道だけでは情報が少ないので楽観できないです。
乳がんは手術は内臓の手術に比べれば楽な方ですが、全身麻酔なので年齢的に負担になるでしょう。陛下は体重が急激に減少しているそうなので体力的に大丈夫か心配になります。
今のところ転移はしてないのではないかと楽観的に報道されていますが、乳がんの転移は、手術でセンチネルリンパ節への転移の有無がカギになるので、現時点で楽観視するのは早いのではないでしょうか。
今後の予定は、手術と事前検査に向けて、まずは体力の回復が重要とのこと。今月8月下旬に予定されている軽井沢や草津でのご静養後の手術になりそうです。
今後はストレスなく、ゆっくり治療と静養に専念なさることができますように、一国民として願っています。
(その後、2019/09/08 宮内庁は上皇后陛下の左胸の乳がんの摘出の結果、現状では転移は認められなかった発表しました。ステージ1の早期の乳がんで、手術後の経過も順調とのことで安心しました。)