私が乳がん全摘手術にした理由

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私が乳がん全摘手術にした理由全摘手術
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当初、私は乳房を残す手術(乳房温存術)で大丈夫だろうと言われていました。
乳房温存術のあとに放射線治療をする。これが当初の予定。
もちろん、すべての検査が済む前の段階なので、検査結果を見て判断するとのことでした。

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全摘手術にした理由

ではどうして残すことができなかったかというと、エコー検査とマンモグラフィーだけではわからなかったしこりの立体の形と位置、そして「浸潤※」が少しあったこと、それが原因で当初の予定が変わりました。

※浸潤とは
浸み込んでぬれること。がん細胞が増殖し、乳管や小葉の外に広がった状態。

 

乳房温存するなら2回手術

私のしこりは2cmですが、形はまん丸ではなくちょっと潰れたようないびつな楕円形。
それにより大きいしこりと小さいしこりが2つあるようにも見えました。

そして少しではありますが「浸潤」していたため、もし乳房温存術するなら2回にわけてすることになるだろう。
と、医師から伝えられました。

いびつな形になると言われ

しかも手術後の乳房の形はかなり「いびつ」な形になってしまうだろうということです。

2回か・・・
しかもいびつな形・・・・

再発するのは不安

乳房を残した場合は残した部分にがん細胞が残っていて、再発するのは不安です。
現在は再発リスクがかなり減って、乳房温存術、乳房切除術で両者に違いがないということですが、それでも不安に思いました。

放射治療もリスクはOではないはず

もちろんそうならないように放射線治療をするのですが、また放射線治療のリスクもなくはないということです。

 

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全摘術の方が良いこと

「私のケースでは、グレーゾーンのものを残していつ再発するか不安で過ごすより、ばっさり取り去るのが間違いはないでしょ?」と、お医者様に問うと、
「私は全摘手術に勝るものはないと思っている」との返答。

その時の先生の口調が強かったのが印象的でした。
ああ、やっぱりそうだ。先生は全摘手術の方が良いと、おっしゃいたかったのだと悟りました。

「温存」と言った方が良い医者だと言われそうなところを、あえて生命の安全を優先するこの先生は信用できると判断しました。

再発リスクが減る

その時、すっきりした気持ちで乳房を全部取り去る全摘術「乳房切除術」に変更することにしました。

最近は乳房温存術ではなく全摘術を望む人の声もよく聞きます。
理由のひとつは再発リスクが減るということ。

乳房再建がきれい

もう一つは全摘術の方が、乳房を再建するときに(乳房再建手術)きれいに仕上がるということ。

そうなんです。将来乳房は元のように作り直すことができるのですが、意外だったのが乳房を全部取り去る全摘術の方が、乳房を再びふっくらした形に再建するときにキレイな仕上がりになるのだそうです。

私が乳がん全摘手術にした理由

乳房温存術・全摘術

乳房温存術

しこり(がん)とその周辺だけを切除して、乳房をできるだけ良い形で残す手術。
手術後は残した乳房に放射線療法を行います。
乳房温存術と放射線療法を組み合わせた治療法を「乳房温存療法」といいます。

 

乳房切除術(全摘術)

乳房温存術ができない場合は乳房全体を切除する手術が行われます。
乳輪・乳頭を残す方法と、乳輪・乳頭を残さない方法乳房と胸筋と腋窩リンパ節まで切除する方法(最近はほとんど行われません)もあります。
ちなみに私のは「乳輪・乳頭を残さない方法」です。

乳房温存術 乳房切除術

 

皮下乳腺全摘術

この方法は、小さな傷から皮膚と乳頭・乳輪を残し、乳腺を全摘するのですが、まだ新しい方法です。
局所再発率は胸筋温存乳房全摘術と変わらないと報告されています。

 

放射線療法

高エネルギーの放射線を照射してがん細胞を死滅させる方法です。
放射線はがん細胞も正常細胞も通過するのですが、がん細胞の方が放射線の影響を受けやすいので、がん細胞を効率よくやっつけることができます。
乳房切除術をしたあとには放射線療法をして乳房内の再発を減少させます。

 

全摘術か温存術かの境目

乳房温存療法は、ステージ0~II期の標準的な局所療法です。
温存の可能性は、がんの大きさや位置、乳房の大きさ、がんの広がり具合、転移の有無など、様々な要素によって総合判断され決まります。

単純にがんの大きさによらない

がんの大きさは小さい方が温存できる可能性が高くなります。
ただし、小さいから温存できるかというと必ずしもそうではなく、小さくてもがん細胞が乳管内に散らばっていると温存できないこともあったり、逆に、大きくても抗がん剤やホルモン療法などで小さくして温存できることもあります。

私の乳房は残念ながら、がん細胞が乳管内に散らばっていたケースということになります。

 

乳房を残せる基準(一部)

  1. しこり(がん)の大きさ(3cm以下)
  2. リンパ節転移の程度
  3. 乳頭からしこり(がん)までの距離
  4. しこりが複数ある場合
乳がんの治療における後遺症
  • リンパ浮腫

    リンパ節にがん転移がある場合、リンパ節を切除します。(リンパ節郭清)
    そのことにより手術した側の腕、胸、背中のリンパ液がせき止められ、手や腕にリンパ液が溜まって浮腫んだり痺れたりすることをリンパ浮腫と呼びます。
    生活上で浮腫まなくする工夫をしたり、リンパドレナージュというマッサージ、弾性スリーブを付けてリンパ液が溜まるのを防ぎます。
    一度発症すると治りにくいので、浮腫まない生活をすることが大切になります。
    実は私はこのリンパ浮腫が術後5年後に出て、今現在はこれで悩んでいます。

  • 放射線治療による後遺症

    副作用は放射線を照射した場所にのみおこります。
    放射線が身体に残ることはありません。
    照射直後に皮膚の痛みや痒み、皮膚炎、赤くなる、疲労感など。
    放射線治療終了後1~2週間で軽快します。
    また乳房全体が少し腫れたり硬くなったり痛むこともありますが、数年以内に改善します。
    乳房に放射線を当てることによって乳汁をつくる機能は失われます。

  • 乳房切除後疼痛症候群

    前胸部から脇の下、上腕にかけてのヒリヒリ,チクチクとした痛みが特徴の慢性疼痛。
    腕や肩、腋の痛み、しびれ、腕が動かないなどの症状。
    手術、放射線療法、化学療法による肋間上腕神経障害が関与するといわれます。

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出典:
http://www.ringe.jp/civic/nyugan/nyugan_08.html
https://i-chie.com/breast-cancer/tips/multicare/2

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