乳がんの抗がん剤治療(TC療法)と副作用

乳がんの抗がん剤治療(TC療法)と副作用 化学療法

園芸で定番のニチニチソウ。
ニチニチソウは抗がん剤に使われてるんですってね。
(私が使った抗がん剤に使われているのかどうか知りませんが)
そもそも毒ですからね。毒と薬は使いようですかね。

抗がん剤っていうとなんとなく誰か知らない人がやる特別なものって気がしませんか?

私はそうでした。

なので根拠もないのに「自分は抗がん剤をやることはないだろう」と漠然と思っていました。

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抗がん剤はやらないと言ってたのに

乳がんにおける薬物療法 抗がん剤 化学療法

「初期の乳がんなので、全摘手術ではなく乳房温存手術で大丈夫、放射線治療はするけれど抗がん剤はなしでホルモン治療だけで良いだろう。ま、検査してみないとわからないけどねー。」

はじめはこれが先生の見たてでした。
やっぱり検査や手術をしたあとで、変わるんですよ、やっぱり。

→私が乳がん全摘手術にした理由

 

予定はかなり変わってしまいました

全摘手術、放射線治療はなし、抗がん剤はやった方が安心なのでしましょう
と、いうことになりました。

具体的にはこんなかんじです。

細胞の増殖能を表すマーカーがありまして、その数値が高いと再発防止のために抗がん剤治療をするそうなのですが、私の場合、ぎりぎりするかしないかの値でした。

30万円の検査

どうしても正確に検査したければアメリカに遺伝子検査を頼むと良いらしいのですが、(遺伝子といってもがんの遺伝子です)その価格が保険適用ではないので30万円以上かかるそうです。

じゃあ、やっぱりやった方が安心だね

とてもじゃないけど、検査にそんな金額は出せませんので
「先生、特別なことしないでいいので、標準的な治療でお願いします」
そう伝えました。

「じゃあ、やっぱり抗がん剤はやった方が安心だね」ということで、気は進まないけれど抗がん剤をやることになりました。

乳がんに使われる抗がん剤

乳がんに使われる抗がん剤の種類

ちょっとおさらいです。

日本の標準的な治療では「世界中のがん治療の統計によって導き出された最も有効とされる治療のガイドラインに従って、切除(手術)・薬物・放射線治療が『標準治療』の3本柱が行われています。

抗がん剤は、作用の仕方などによって、いくつかの種類に分類されています。

化学療法

化学物質によってがんの増殖を抑え、がん細胞を破壊する治療を「化学療法」と呼びます。

分子標的薬

がん細胞だけが持つ特徴を分子レベルでとらえ、それを標的にした薬である「分子標的薬」を用いて行う治療を「分子標的治療」と呼びます。

ホルモン療法(内分泌療法)

がん細胞の増殖にかかわる体内のホルモンを調節して、がん細胞がふえるのを抑える「ホルモン剤」を用いた治療を「ホルモン療法(内分泌療法)」と呼んでいます。

 

抗がん剤治療 TC療法

私がやったのは数ある抗がん剤の中で、ドセタキセル(商品名タキソテール)シクロホスファミド(商品名エンドキサン)という、ややこしい名前の2種類の抗がん剤を併せて使用するものです。

早期乳がんに対する標準的な治療で用いられます。

投与スケジュール

TC療法はドセタキセルとシクロホスファミドを点滴で静脈に3時間かけて入れていきます。

→抗がん剤1回目体験はこちらに書きましたのでご覧ください。

抗がん剤の副作用

抗がん剤が始まると病院で治療について説明してある冊子をいただきます。

それに副作用についての説明もあるのですが、性根が甘い私は「きっと書いてあることの2~3種類現れるんだろう」と、これまた楽観視しておりました。

冊子に書いてあったラインナップ

  1. アレルギー
  2. 吐き気・嘔吐
  3. 食欲不振
  4. 骨髄抑制
  5. 脱毛
  6. 筋肉・関節の痛み
  7. 下痢・便秘
  8. 疲労感(倦怠感)
  9. 口内炎
  10. 味覚の変化
  11. 皮膚の異常(発疹・皮膚炎)
  12. むくみ
  13. しびれ
  14. 爪の変化
  15. 涙目

普通これを見たら、これらの副作用中のいくつが出たでしょうか?

 

抗がん剤 副作用

 

 

実際に私に出た副作用はほぼ全部。

全部ですよ!!! 笑いが出てしまうでしょう。

 

ものは考えよう

でもね、血液のがん治療中の知り合いがいるのですが、その方に比べたら、私の治療なんてかわいいものです。

1種類の療法ですみますからね、まだ楽です。

それに外国ではろくに治療受けられないで命を落とす人もいるのに、日本ではちゃんと医療が受けられる。
こんな幸せはないと思います。

自分ががんになって嘆く方もたくさんいらっしゃるしょうけど、医療を受けられるのなら、それだけで幸せと思わなくては。

抗がん剤の副作用は薬で抑える

それぞれの副作用の詳細はこれから書く抗がん剤体験記の中で詳しく書こうと思ってます。

抗がん剤がはじまると、予めびっくりするほど大量の副作用を抑える薬も渡されます。

症状が出ると自分でその薬を飲むのです。

しかしまあ、人生のなかであんなに薬を飲んだのはあの頃だけです。

抗がん剤の副作用は薬で抑える

 

完了してからも続く

投与1回目の時は「なんだたいしたことないじゃん」とたかをくくっていたのですが、後半になるにしたがってちゃんとしんどく(?)なっていきます。

しかも、抗がん剤投与が完了して終わりではありません。
しばらく副作用は残るんです。

疲労感(倦怠感)は3か月くらい続いたし、手足のしびれはかなり(2~3年)くらいでしょうか残りました。

しびれがあるため、お風呂に入ってもお湯の温かさを感じないんですよ。

ふんだりけったり

副作用で涙目になっていたので、しょっちゅう目を触っていて、それが元で霰粒腫(ものもらい)になってしまいました。

そしてその治療で飲んだ抗生剤で下痢をし、それがきっかけで切れ痔で医者通いしました。
切れ痔、ものすごく痛かったわ。

 

免疫力がものをいう

免疫力がなくなっていたので、自分で守ることができない状態になってたんですね。

日ごろから、そして抗がん剤治療しているときは心して免疫力を上げておく意識でいた方がいいですよ。

→がんに負けない身体づくり

さて、次は抗がん剤の副作用が本格的に出てくる2回目以降を書きたいと思います。

 

※すべて写真はイメージです

 

ひばり
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