乳がんのホルモン療法(タモキシフェン)を5年間続けて

乳がんのホルモン療法(タモキシフェン)を5年間続けて タモキシフェン
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乳がんには、がん細胞の増殖にエストロゲン(女性ホルモン)を必要とするものがあり、乳がん全体の 6~7 割を占めています。このようなエストロゲンで増殖するタイプの乳がんに対してはエストロゲンの働きを抑える「ホルモン療法(内分泌療法)」の効果が期待できます。

私の乳がんはルミナルBタイプ、ホルモン受容体陽性乳がんの典型的なタイプ。
閉経前だったので、タモキシフェンという女性ホルモンのエストロゲンを抑える薬を5年間飲み続ける治療を受けました。

今回はそのタモキシフェンのリスクや副作用についてお話いたします。

タモキシフェンという女性ホルモンのエストロゲンを抑える薬を5年間飲み続ける治療

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タモキシフェンとは

タモキシフェンという薬はホルモン療法に使用される、内分泌療法薬という種類の薬です。その種類の中で「抗エストロゲン薬」と呼ばれるグループに属します。

主に乳がん細胞のエストロゲン受容体に作用し、がん細胞の増殖を抑えます。

簡単に言うと「がん細胞の食べ物であるエストロゲンを作らなくさせて、兵糧攻めをする薬」ということです。

ホルモン依存型の乳がんのホルモン療法
乳がんのタイプは、乳がん細胞の好みで分類されます。女性ホルモンが好きなタイプ、そうではないタイプとありますが、乳がんの人の60~70%の人が女性ホルモンが好きなタイプ、ホルモン依存型の乳がんです。これを「ホルモン受容体陽性」の乳がんと言ったりします。私もホルモン依存型の乳がんですので、ホルモン療法を受けることになりました。

タモキシフェンのジェネリック薬

タモキシフェン

そんなタモキシフェンですが、私ははじめは「ノルバデックス」を飲んでいたのですが、途中からジェネリック薬に変更しました。

ノルバデックス→タスオミン(ジェネリック)→サワイ(ジェネリック)と、タモキシフェンではありますが3種類の薬に変えました。

かなりの節約にはなった

答えは簡単、薬局を変更したのでそこで扱ってる薬に変更しただけです。

ジェネリックは大丈夫か不安でしたが、主治医は軽く「ジェネリックでいいよ~」という返事だったので変更しました。

こうやって比較するとかなりの違いですね。1年で10万円も!

1年分
ノルバディックス錠20mg124,574円
タスオミン錠20mg  79,132円
タモキシフェン錠20mgサワイ  34,273円
タモキシフェン錠20mg日医工  24,382円

※他にもあります

タモキシフェンのジェネリック薬

人によっては合わない人もいる

ただ私は何も問題がなかったのですが、薬局で効いた話によると、お客さんの中には同じ薬に合わない人もいたそうなので、安易にジェネリック薬に変えて正解かは個人によるかと思います。

薬剤師さんは新薬とジェネリックは同じ効き目・同じ有効成分であって値段は3〜6割安いということで勧めますが、身体に合わない人はいます。

タモキシフェンのリスク

どんな薬にも副作用やリスクがありますが、タモキシフェンもまたいくつかあります。

タモキシフェンのリスク

無月経

女性ホルモンを抑える薬なので、月経が無くなりました。
私は抗がん剤を開始したときから月経がないので、続けて無月経です。

年齢的は47歳~52歳までで、そのまま閉経してしまうか微妙でしたが、今もってないので閉経してしまったようです。

生理がないと楽ちんです。

子宮体がん

タモキシフェンは乳がんにならないように飲む薬なのに、子宮体がんになるリスクが2~3倍上がってしまいます。

矛盾しているような気がしますが、子宮体がんは早期発見しやすいがんだし、それに子宮体がんになっていないか、一年に一度か二度、婦人科で検査を受けて対処します。

が!この検査がものすごく痛~~~~いのです!!!

婦人科の先生は「さあ、痛いと評判の子宮体がんの検査です」と始める前に言うもんだから、余計に痛く感じたのかもしれません。

私には見えてませんが、検査はブラシのようなものを子宮に入れて擦ってるそうです。
子宮頚がんは子宮の入り口の組織を採取するのですが、子宮体がんの場合は、子宮の奥なんですよ・・・

私は子供を産んだことがないので、子宮口が堅いし、年齢的にも子宮が小さくなってるそうなので、とてつもなく痛いのです。

実は毎回痛い思いをするのに、ちゃんと検体が取れず「測定できない」という検査結果になってしまいます。

子宮体がん

体温調整

タモキシフェンはエストロゲンの分泌を抑える薬なので、更年期症状と同じようなものが副作用として出ます。

私の場合は、体温調整がうまくいかないことが多かったです。

それほど寒くないのにとても寒く感じて、夫は半そでなのに、私は毛布をかぶったりして・・・。
「ちょうど良い適温」の幅が少ないような感じでした。

膣炎

女性ホルモンが分泌されなくなると萎縮性膣炎になりやすいのです。
この膣炎はエストロゲンの補充をすれば良くなるのですが、そもそも乳がんの治療でエストロゲンを抑えていたのでホルモン剤による治療はできません。
なので膣炎は悩みの種です。生命を脅かすような病気ではないので付き合うしかないということです。

ホルモン療法中にイソフラボンは摂るべきか摂らざるべきか
ホルモン療法の副作用対策としてイソフラボンを摂るべきか摂らざるべきか。ホルモン受容体陽性の乳がんのがん細胞の増殖をくいとめるために、エストロゲン(女性ホルモン)をコントロールして抑える治療をします。その治療により、ホットフラッシュ・冷え性・頭痛・骨粗しょう症などまるで更年期障害と同じような症状が出たりすることがあります。更年期障害と同じような症状なら、イソフラボンを摂れば症状が緩和できるのではないか?

血栓

血液が固まりやすくなるために、血栓(血の塊)ができやすいようです。

血栓(血の塊)が肺に流れていき、血管がつまってしまう「肺塞栓症」、下肢の静脈に血栓がつまってしまう「下肢静脈血栓症」などの血栓塞栓症が起こる可能性がありますが、起こる頻度はごくわずかです。

わずかでも気を付けようと、これを書いていて思いました。

予防としては水分を多くとり、同じ姿勢を長時間続けることのないようにします。

タモキシフェンまとめ

タモキシフェンを無事5年飲み終え、今現在はほっとしています。

私はそれほど負担は感じず終わりましたが。

人によっては抗がん剤よりもつらくて、途中でギブアップした人もいると聞いたことがあります。

人によって効き方はいろいろのようですね。

 

ひばり
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