がん治療後の性生活と萎縮性膣炎(老人性膣炎)

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萎縮性膣炎(老人性膣炎ホルモン療法
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ホルモン依存タイプ乳がんの「ホルモン療法」というのは、女性ホルモンの分泌を抑える薬を5年間飲むというもので(人によって注射も)、副作用として更年期障害と同じものが出ます。

ほてり(ホットフラッシュ」)だったり、めまい、頭痛、冷え、鬱、イライラ・・・等々

そして副作用のひとつに、萎縮性膣炎(老人性膣炎)があるのですが、膣炎は今も続く悩み事のひとつで、ひどくなると婦人科で行くのですが、抗生剤の膣錠を出してもらうだけで対処しています。

今回はホルモン依存型の乳がん経験者の萎縮性膣炎(老人性膣炎)についてお話したいと思います。

乳がんのホルモン療法(タモキシフェン)を5年間続けて:女性ホルモンのエストロゲンを抑える薬
タモキシフェン 乳がんには、がん細胞の増殖にエストロゲン(女性ホルモン)を必要とするものがあり、乳がん全体の 6~7 割を占めています。 このようなエストロゲンで増殖するタイプの乳がんに対してはエストロゲンの働きを抑える「ホルモン療法(内分...

萎縮性膣炎(老人性膣炎)とは

萎縮性膣炎(老人性膣炎)は、主に閉経後の女性ホルモンの分泌低下により、膣内細胞の層が薄く粘膜面が弱くなって、外陰部や膣が乾燥・萎縮して、雑菌が繁殖するために起こる炎症です。

乳がんのホルモン療法後の女性や、更年期を過ぎた女性の半数以上がこれを経験して、半ばあきらめてる人も多いのだそうです。

生理の終わりごろに膣の中が荒れるのかヒリヒリして痛くなることありませんか?
ちょうどあの痛さに似ています。

自分で感じる感覚は膣の中が乾いている感じがして痛くて、ひどい時は歩くのも嫌になることがあります。私は50歳代ですがさらに年齢が高くなると、常に痛くて立ったり座ったりするのも痛くなるそうです。

女性の身体の皮膚や粘膜組織は、女性ホルモンによってみずみずしさが保たれています。
女性ホルモンが減少した、乳がんのホルモン療法後や更年期以降は、身体のあちこち(目や口、肌、外陰部…etc)の乾燥が気になります。

潤いがなくなるために雑菌が繁殖しやすくなり、それで炎症を起こすのがこの「萎縮性膣炎(老人性膣炎)」です。
ひどくなると、オリモノが増え、膿色のオリモノになり、においも強くなります。

萎縮性膣炎(老人性膣炎)を繰り返す

なので調子が悪くなると婦人科に行くのですが、といっても子宮体癌の検査もかねてなので、年に2回くらいでしょうか。

とはいえ、何度も婦人科に通うのは嫌なので治す方法はないか先生に聞いてみました。その時の会話はこんな感じです。

先生、何度も繰り返すのは嫌なので、確実に治す方法はありませんか?

この膣炎は女性ホルモン補充療法をすると症状が改善することもあるのですが・・・
私は女性ホルモンで増えるホルモン依存型乳がんだったので、逆に女性ホルモンを抑える治療を受けてました。
そうですね、そのタイプの乳がんの方は乳がんの再発リスクがあるので、女性ホルモン補充療法はできないんです。
ということは、我慢するしかないということでしょうか?
あなたの場合は残念ながら、萎縮性膣炎(老人性膣炎)に付き合っていくしかないですね。
ある程度は我慢して、ひどくなってきたら病院に来ていただいて膣錠で治す対処治療になります。

かなりがっかりでしたが、これが病気をした人のリスクの一つなんだと諦めました。それにしても「老人性」ってショックな響き・・・

萎縮性膣炎(老人性膣炎)は「レーザー治療」で

そんな多くの女性を悩ます萎縮性膣炎(老人性膣炎)ですが、膣にレーザーを当てることで解決できる治療があります。

このレーザー治療は、膣炎や尿もれの悩みから解放される画期的な治療です。

どういう理屈なのかよくわかりませんが、レーザーを膣粘膜に照射することにより細胞を活性化させ、膣細胞の厚みや潤いを取り戻す治療なのだそうです。

ちょっと怖い気がしますが、1度の施術でも膣の乾燥、灼熱感、かゆみや性交痛のほか、尿漏れなどの排尿障害でも効果が確認されているということです。

モナリザタッチ

レーザーによる膣萎縮の施術が受けられるのは、婦人科や皮膚科、女性泌尿器科など。
このレーザー治療は残念ながら保険診療ではありません。
モナリザタッチという施術は1回の照射で3万~10万円程度ですので、3回の施術で9万~30万円ほどかかります。

これを高いと思うのか安いと思うのかは人それぞれですが、切実な人は多いかと思いますので、私のようにホルモン補充療法ができない方や抵抗がある方は「レーザー治療」というものがあることを心にとめておいても良いかと思います。

ホルモン療法中にイソフラボンは摂るべきか摂らざるべきか
ホルモン療法の副作用対策としてイソフラボンを摂るべきか摂らざるべきか。ホルモン受容体陽性の乳がんのがん細胞の増殖をくいとめるために、エストロゲン(女性ホルモン)をコントロールして抑える治療をします。その治療により、ホットフラッシュ・冷え性・頭痛・骨粗しょう症などまるで更年期障害と同じような症状が出たりすることがあります。更年期障害と同じような症状なら、イソフラボンを摂れば症状が緩和できるのではないか?

がん治療と性生活

がんの治療は、治療中や治療後の性生活に影響することがあります。

がんの種類や治療の状態、使う薬により状況はいろいろですので、気になる方は思い切って担当医師に相談してみると良いでしょう。聞くことは恥ずかしいことではありません。

男性医師で聞きにく場合は、看護師さんの方が効きやすいと思います。看護師さんを通して医師に尋ねてもらうこともできます。

医療者への質問例

  • 治療中にセックスしてもいいですか?気を付けることは何ですか?
  • 性生活はいつごろからどのように行えますか?
  • 手術後のセックスで気を付けることはありますか?
  • セックスの痛みは続きますか?

避妊

化学療法や内分泌療法のために生理が止まった場合、治療を受けたときの年齢や治療内容にもよりますが、急に排卵が戻ることもあります。

妊娠を望まないのであれば、生理が止まっている間も、コンドームによる物理的避妊が必要です。低用量経口避妊薬(ピル)は乳がんを悪化させる恐れがあるので、使うことができません。

萎縮性膣炎(老人性膣炎)と「性交痛」

困る問題のひとつとして「性交痛」があります。
案外悩みを抱えてる女性は多く、かといって誰にも相談できずに夫婦中にヒビが入る心配も出てきてしまいがちです。

性交痛で悩んでいる女性は多い

性交時の痛みに悩まされる夫婦は多くなってきてるかと思います。

なんとなく億劫に思ったり、拒絶したり、それでも我慢してしたは良いけれど、途中で「痛い!」と悲鳴を上げる事態になろうものならかなりの失望感を与えてしまいます。

夫婦の関係に亀裂が生まれる事態に発展しては困るので、平和な夫婦生活を楽しみたい方はゼリーの使用も手だと思います。

病院に行くとパンフレットが置いてあるので、ごっそり持って帰るのですが、その中に性交時の痛みを緩和させるゼリーがありました。
こういうのっていかがわしいとこで買うのかと思ってたら、病院にパンフレットが置いてあるものなのですね。

ゼリーは産科、婦人科などの病院、薬局、ドラッグストアなどでも購入できるとのことです。

ですが、こういうものって実際に手に取って買うのって気恥ずかしくありませんか? 私はゴムも恥ずかしくて主人に買ってきてもらうほどなので、ゼリーも買い物かごに入れる勇気がありません。。。。

そんな方は、ゼリーはネットで買うことをおすすめします。

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ご家族やパートナーに配慮して、中身がわからない梱包とお届け方法を選べます。

伝票には品名を明記せず、梱包材も無地の段ボールで発送、ロゴや商品名の記載はありませんので、中身を知られることがありません。

実際使った人の感想を載せておきますね。
ただし、ちょっと刺激的なものが多いので、あとの感想を知りたい方はぜひ公式ページに行ってみてください。いろんな方の体験談が載ってますので。

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萎縮性膣炎(老人性膣炎)まとめ

多くの女性を悩ます膣炎についてお話しました。
多くの方が女性ホルモンが減ったあとに悩むこの不快な症状。
更なる解決策ができることを願っています。

私個人の意見としては、性転換や禁煙外来で保険診療になるくらいだったら、膣のレーザー治療こそ保険診療になれば良いのにと思っています。
そしたら治療うけるんだけどなぁ。

性交痛は困ってる方は我慢しないで、ゼリー試してみてください。
きっと円満な関係を築くことができるのではと思っています。

出典
モナリザタッチの効果 よしき皮膚科クリニック銀座
 萎縮性腟炎について 持田製薬株式会社