乳がん 生命保険
乳がんはやっぱり大病なので医療費はそこそこかかります。
今回は乳がんで必要になるお金の話:乳がん 生命保険の話をしたいと思います。
医療費に関しては安くする方法はいくつかあって、治療費が高額な場合は高額療養費制度を利用したり、薬の治療ではジェネリック医薬品を利用したりすれば、なんとかなります。
(※特許が切れた医薬品を他の会社が製造した後発医薬品のことで,価格がブランド品よりも安い)
ただ、病気をすると医療費以外にも、結構お金はかかります。
抗がん剤で必要になるカツラや、放射線療法で使う何かとか、乳房再建にかかる費用や、入院時の身の回りの物の購入費、交通費、その時々に必要になる雑費はあると思います。
生命保険は入ってますか?乳がんで必要なお金
乳がんと生命保険の話の前に、
≪乳がんの医療費用≫
乳がんと確定される前にする検査と、乳がん確定後に本格的に始まる治療費を合わせると総額かなりの額になります。
《入院7日間・センチネルリンパ節生検・温存手術腋窩リンパ節郭清なしの場合》 | 総額およそ75万円・実際に支払う金額(3割負担の場合)23万円 |
《入院14日間・乳房切除術・腋窩リンパ節郭清ありの場合》 | 総額およそ100万円・実際に支払う金額(3割負担の場合)30万円 |
《放射線療法(温存手術後25回照射の場合)》 | 総額およそ47万~70万円・実際に支払う金額(3割負担の場合)14万~21万円 |
高額療養費制度
乳がんを含めて、医療費が高額になりそうな場合は、忘れずに申請しておきましょう。
公的医療保険における制度の一つで,医療機関や保険薬局の窓口で支払った額が暦月(1日~末日)で一定額(自己負担限度額)を超えた場合,その超えた金額が支給される制度です。
70歳未満の方の場合
所得区分 | 自己負担限度額/月 | 1食あたりの 負担額 | |||
1~3回目 | 4回目以降※1) | ||||
ア~エの所得区分の方は 『限度額適用認定証』 を申請してください | ア | 年収約1,160万円~ 健保:標報※3) 83万円以上 国保:旧ただし書き所得※4) 901万円超 | 252,600円+(総医療費−842,000円)×1% | 140,100円 | 360円 |
イ | 年収約700万円~約1,160万円 健保:標報53万円~79万円 国保:旧ただし書き所得 600万円超~901万円以下 | 167,400円+(総医療費−558,000円)×1% | 93,000円 | ||
ウ | 年収約370万円~約770万円 健保:標報28万円~50万円 国保:旧ただし書き所得 210万円超~600万円以下 | 80,100円+(総医療費−267,000円)×1% | 44,400円 | ||
エ | ~年収約370万円 健保:標報26万円以下 国保:旧ただし書き所得 210万円以下 | 57,600円 | 44,400円 | ||
オの所得区分の方は 『限度額適用・ 標準負担額減額認定証』 を申請してください | オ | 住民税非課税※5) | 35,400円 | 24,600円 | 210円 (90日までの入院) |
160円※2) (90日を超える入院) |
※1)直近の12カ月間に,すでに3回以上高額療養費の支給を受けている場合(多数回該当の場合)には,その月の負担の上限額がさらに引き下がります。
※2)直近12カ月の入院期間中に,入院日数が90日を超えた場合は再度手続きが必要になります。
※3)標準報酬月額
※4)保険料を計算する際の基礎控除後の所得総額
※5)ア・イの所得区分に該当する場合,住民税非課税であっても,標準報酬月額でのア・イの該当となります。
70歳以上の方の場合
所得区分 | 外来の自己負担限度額/月 (個人ごとに計算) | 入院の自己負担限度額/月※1) | 1食あたりの 負担額 |
現役並み所得者 医療費が3割負担の方 | 44,400円 | 80,100円 (総医療費−267,000円)×1% 4回目以降44,400円※2) | 360円 |
一般 | 12,000円 | 44,400円 | |
低所得者Ⅱ (住民税非課税世帯) | 8,000円 | 24,600円 | 210円 (90日までの入院)※3) |
160円 (90日を超える入院)※3) | |||
低所得者Ⅰ (年金収入80万以下) | 15,000円 | 100円 |
※1)同一月に入院と外来があった場合は,入院の自己負担限度額に準じます。
※2)直近の12カ月間に,すでに3回以上,高額療養費の支給を受けている場合(多数回該当の場合)には,その月の負担の上限額がさらに引き下がります。
※3)直近12カ月の入院期間中に,入院日数が90日を超えた場合は再度手続きが必要になります。
医療費控除
一年間に支払った治療費や薬代の合計が高額となった場合は税金の控除は受けられます。
一年間に支払った医療費に対して手続きをすることで所得税が戻ってくる「医療費控除」という制度です。
医療費控除の申請窓口は管轄の税務署でします。
本人または家族(生計を一つにする親族)が、前年(1月1日~12月31日)に支払った医療費が10万円(または,所得金額が200万円未満の方は,その金額の5%)を超えた場合に申告をすれば税金の一部が戻ってくる制度です。
≪治療以外でかかる費用≫
≪入院で買いそろえるもの≫
病気になるとこまごまとお金がかかります。
乳がんの入院は比較的短期間ですが、それでも身の回り品を買いそろえたりしますし。
≪治療中に買うもの≫
抗がん剤は必ず髪の毛が抜けるので、カツラや帽子はいります。
転びやすいので安定感のある靴とか、自己免疫力が弱くなるから、マスクや消毒グッズなど、
≪下着≫
乳がんは胸の形が変わるので、専用の下着は買います。
段階にわけて何種類か必要になります。

入院も病院の規模で違うし、個室をえらべば差額ベッド代がかかるので、お金をかけようと思えばいくらでもかけられます。
私はお金がないので「できるだけ病気にお金をかけない」という心構えでいきました。
高額療養費制度を利用して費用を抑えることができるものです。
それと生命保険に入っていて女性疾患の特約も付けていたので、そっちから手術代が出たので、治療そのものではあまり出費は気になりませんでした。
むしろ生活にかかる、こまごまとした雑費の方がかかったような気がします。
乳がんに直面:生命保険は見直しておこう
病気と保険は切っても切れない関係です。
乳がんにおいても生命保険の活用は必須です。
乳がんになると部分切除にしろ全摘出にしろ、必ず手術をします。
この時にご自分で加入している生命保険を利用するかと思います。
自分が入ってる保険で手術代がいくら出るのか気になりますよね?
手術代以外にも入院費や通院費は?など、いざ病気になると保険のことが気になるものです。
私が生命保険に加入したときは入院費に焦点を当ててプランを考えたのですが、最近では入院をあまりさせてくれないので、それより通院費が出るプランにすればよかったと後悔しています。
特に昔と違って乳がんの入院は短く、たったの5日だけだったのであまり意味がありませんでした。
また、私のように乳がんになってしまった方は、入ることのできる保険のことも心配になるのではないでしょうか。
乳がんの費用は生命保険で乗り切る
がんで不安になることに、やっぱりお金のことがあると思います。
医療費は9万円を超えた場合は高額医療費控除を申請すると、9万円を超えた分は払い戻しになるので、なんとかなります。
ですが!
乳がんになってお金がかかるのは医療費もそうですが、意外にかかるのはその他の出費なんです・・・。
乳がんの費用は生命保険で乗り切りたいものです。
付随するさまざまな出費
思いつくまま書き出してみるとこんな感じ・・・
- 治療で必要なもの
(検査・入院・手術・薬・治療費・差額ベッド代・診断書の作成費用・乳房再建など) - 入院の際の必要なもの
(パジャマ・蓋つきカップ・タオル・スリッパ・テレビカード・胸帯・T字体など) - ブラジャー
(手術後用・傷が落ち着いてからするブラジャー・パット) - 交通費
- ウイッグや帽子
- リンパ浮腫
(弾性スリーブ・弾性グローブ・弾性包帯) - 健康食品やサプリ
- 入院中や化学療法中の家族の外食費
一度に払うわけではないので、総額いくらになったかはっきりわかりませんが、100万円単位でなくなったと思います。私はリンパ浮腫を発症しているので、これからもさらに増えていくでしょう。乳房再建となるとさらにかかります。
私の場合は家でできる仕事だったので休職することはありませんでしたが、人によっては治療期間は休職することもあるでしょう。そんなときは傷病手当金を申請して受けることができますが、申請しなければ生活費がかかります。
健康保険+生命保険(医療保険、がん保険、生命保険など)+貯蓄
乳がんに限らず病気はだいたいこの三本柱で乗り切ることになります。
この中で大切なのがやっぱり生命保険。
がんになるとわかっていれば(がん家系とか?)がん保険に入っておいた方が良いですね。
手厚い保障となると今度は無駄に掛け金が高くなったり、更新があるタイプとないタイプがあったり、、、
と、ここでいろいろ生命保険について詳しく書きたいのですが、実は私は保険のことが苦手で、どれを選んで良いのか正直よくわからないのです。
さらに私のように一度がんを経験している者としては、今入っている生命保険を継続して良いのか、更新時に他の保険に乗り換える方が良いのか。正直わかりません。
だいたい乳がん経験者でも入れる生命保険はあるのでしょうか?
乳がんで生命保険に困ったら専門家に聞いてみよう
そんなときに頼りになるのが保険相談サービス「保険見直しラボ」です。
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相談はお金はいっさいかかりません、つまり無料です。
なぜ無料なのかというと、保険代理店のため保険会社から手数料をもらってる形なので、相談したい人からは相談料は発生しないのです。
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訪問型なので、自宅や指定場所に来てもらう形ですので、仕事や家事、療養中、育児などで忙しい人でも利用しやすいかと思います。
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≪「保険見直しラボ」を利用した人の口コミ≫
乳がんに生命保険の活用について口コミが気になると思います。


保険への不安がなくなり、納得の保険に。
保険とはどのような仕組みなのかという初歩から教えていただき、保険に対する不安感がなくなりました。最後まで親身に相談してくれたので、納得のいく保険に加入出来たと思います。


最高のコンサルタントに出会えました。
相談するのは初めてで、最初はどんな方が来るのか心配でした。実際にお会いすると、雰囲気、身だしなみなど、とても印象が良かったです。お話しがとても分かりやすく、何度も質問しましたが、少しも嫌な顔せず、説明してくださいました。


たくさんの人におすすめしたい!
お金に関する知識が豊富でなんでも相談でき、悩んでいる時も、ガツガツした営業をされることもなく、じっくりと検討出来てとても安心しました。両親も保険を見直すタイミングが来ていたので、すぐに連絡を取り、相談をお願いしました。
『おまけ』不動産購入時の団信
最近は、ペアローンなどで夫婦でマンションを購入している人少なくありません。
その際、団体信用生命保険に加盟するのですが、これは、不慮の事故など万が一のことが起きた時に、保険で住宅ローン返済を行ってくれるものです。
昔は、死亡時だけでしたが、>3大疾病やガン団信など、バリエーションも増えています。
もし、現状ペアローンで団信に入っている人は、乳がんに限らず、ガンのリスクを考えてガン団信などに変更するのもいいかもしれません。
乳がんと生命保険の見直しまとめ
乳がんに限らず、病気になるととにかくお金がかかります。
私も乳がんを患って生命保険に助けられました。
今現在、健康な方も、病気をしてしまった方も、一度は保険の見直しをしてみてはいかがでしょうか?
ここだけの話、保険を見直すとかなり節約できることもあるみたいですよ。
年齢と共にライフステージもかわりますので、病気の有無にかかわらず、保険の見直しは一度すると良いですよ。
FPに言われて確認してみたら、ほかにも保険金が出る保険に加入していることが分かり、思わぬ額の保険料が入ったというケースもあります。
参考:保険見直しラボ