ガンの化学療法などで髪の毛が抜けることがあります。
髪がないと外気に影響をもろ受けてしまうので、一日中何かを頭に被っていた方が良いです。
外に出るときはウィッグや帽子を使いますが、家にいるときは肌に優しいものが嬉しい。
そこで私は手ぬぐいで簡単な帽子を作って愛用していました。
抗がん剤治療中は肌がヒリヒリしたり、通常と違って敏感になりますので肌に優しい木綿素材がベストです。
手ぬぐいは100均でも買えて気軽にできますし、なんといっても手ぬぐいの感触が一番肌に負担がなかったので、私はもっぱらこれでした。
寝るときも起きているときも、一日中かぶっていて違和感がありません。
いろんな方が手ぬぐい帽子を紹介していますが、私はお裁縫はそれほど得意ではないし、ミシンを出すのも億劫な人です。その点、この手ぬぐい帽子は、ざくざく2回の波縫いで縫えばできるので、お裁縫が苦手な方でも簡単にできます。
そしてこの手ぬぐい帽子の利点は、手ぬぐいを切らないし、直線2本でできてしまう点、そして抗がん剤治療が終わったら手ぬぐいに戻せる点です。
さて作り方をご紹介します!

抗がん剤治療で髪がなくなって困ったこと
乳がんで使う抗がん剤はたいてい髪が抜けるそうです。私もやはり髪が盛大に抜けまして、約3か月くらいはツルツル頭を体験しました。思わぬことに困ることもいくつかありました。抗がん剤の副作用で髪の毛が抜けたことによって困った話です。
手ぬぐい帽子の作り方
- いきなり写真がピンボケですみません。
なんの変哲もないただの手ぬぐいを用意します。 - 真ん中で半分に折ります。
- 緑の線が頭の外周になるので、ご自分の頭に合わせて幅を決めます。
赤線を直線に縫います。ミシンでも手縫いでもどちらでもお好きな方でどうぞ。 - 頭の大きさによりますが、半端にあまるところが出てくると思いますのでそれは切るか、切りたくない方は縫ってビラビラしないようにしましょう。
私は飽きたら手ぬぐいに戻すつもりなので、あまったとこは切らずに縫ってしまいました。分かりにくいので別の写真です。↓ - 上をゴムで絞ります。この写真は一番高い部分を絞ってますが、絞る箇所は自分の好みで決めてください。
- 完成です! あっという間です。
手縫いでもたぶん10分くらいでできてしまうと思います。 - こんな風に縁を折っても良いかもしれません。
その辺は好みで変えてください。
以上、手ぬぐい帽子の作り方でした。
これ、がん治療時だけではなく、普段、料理などで頭に何かを被りたいときも使えるので、治療が終わった今もたまにかぶっています。
気が変わったら手ぬぐいに戻せば良いので、簡単なので試しに作ってみて下さいね!