アラガンの人工乳房の続報

アラガンの人工乳房の続報乳房再建

以前、アイルランドの製薬大手アラガンの」人工乳房製品が、悪性リンパ腫を発症させてしまうお話をしました。

失った胸に人工乳房を入れる再建手術は以前からありましたが、その手術は保険提供ではないので100万円以上はかかるものでした。

手術をしたくても金銭的な余裕がないとできないので、再建手術に二の足を踏んでいた方も多かったものです。

皆、再建手術はしたくても金銭的にできない人が多かったのです。
それがやっと、ほんとうにやっと夢の保険適用になった乳房再建手術でした。ただ唯一アラガン社の製品だけを使うことのできるという条件で・・・

今回はアラガン社人工乳房の続報を書いていきたいと思います。

アラガン社人工乳房の続報

アラガンの人工乳房が原因とみられるリンパ腫で33人死亡
米食品医薬品局(FDA)は今年2019年7月24日、がんで切除した乳房の再建や豊胸手術などで使われる人工乳房が原因とみられるリンパ腫により世界で患者数573人、33人が亡くなったと発表しました。

これから人工乳房を入れる予定だった人が困った

思った以上にパニック状態になっていて、困ったのは人工乳房にするつもりで胸に膨らみを作るため生理食塩水を挿入するティッシューエキスパンダーという拡張機を入れてしまった方

胸の皮膚を膨らませたのは良いけれど、入れるはずの人工乳房が入れられなくなってしまったのですから・・・。

拡張器は金属が使われているのでMRIが受けられないのだそうですね。それっていざと言うときに不安ですよね。

しかたないので、人口乳房の代わりに自家組織(お腹や背中などの脂肪)を詰め込むか、他社の安全性の高い製品の日本への導入を待つか、アラガン社の旧製品を使うか(この旧製品だって問題ありです)、実費診療で高い未承認の人口乳房を使うかの選択枝となってしまいました。

  1. 人口乳房の代わりに自家組織(お腹や背中などの脂肪)を挿入する
  2. 他社の安全性の高い製品の日本への導入を待つ
  3. アラガン社の旧製品を使う(信用できるの?)
  4. 実費診療で高い未承認の人口乳房を使う

 すでにアラガン社の人工乳房を入れてしまった人も困った

人工乳房による国内の再建手術は、保険適用前の12年は約1600件にとどまっていましたが、16年には約8200件と5倍に増えました。保険適用後に手術を受けた人は約3万人に上ります。

すでにアラガン社の人工乳房を胸に入れてしまった人は、このままで良いのか戸惑いがあるでしょう。

けれど今回の人工乳房の悪性リンパ腫の発病率は3300~3万人に1人の頻度ということなので、発症はまれといえばまれ。
国内でも今年2019年の6月に初めてその報告が合ったので、多いものではありません。

が! ガンを経験した人は誰しもが再発や転移を心配するでしょう。それに加えて心配しなくても良い別の悪性リンパ腫の心配をしなくてはいけないのです。
簡単に多い少ないで判断してほしくありません。

なるべく早くアラガン社以外の人工乳房の保険適用を実現してほしいものです。全国の24もの患者団体は、8月28日、アラガン社以外のアラガン社以外の新たな人工乳房の保険適用などを求める要望書を、厚生労働省に提出したそうです。

装着タイプの人工乳房もあるよ

今回のアラガン社の人工乳房は、胸の皮膚の中に入れるタイプでした。

胸の中に入れるのではなく、胸の外にくっつけるタイプの人工乳房というものもあります。

自分の乳房の形状のシリコン製の胸を張り付ける商品です。
身体に入れるものではないので危険はなく安全です。

装着タイプの人工乳房もあるよ

貼るタイプの人工乳房はオーダーで作りますので、日本人の職人が作るので見た目はびっくりするほどリアルです。
温泉やプール、胸もとが気になる衣服のときにいいみたいです。

ただ、値段はだいたい35万円くらい(ちょっと安いセミオーダーというものもある)なのと、装着剤も高めなのでこの値段を出す気になるかどうかしだいというところです。

さらに劣化するものなので10年ごとに買い替えが必要になるということです。

人工乳房 まとめ

乳房を全摘した人の多くの方の頭に浮かぶ乳房再建。

乳房を望む人は、ただのふくらみを求めるのではなく、左右対称で美しい乳房、安全で心理的に満足のいく乳房を求めてるのだと思います。

多くの女性が乳房を失う消失感を感じています。それを解決するためにも、どうか健康被害の出ない安全な美しい人口乳房が保険適応されますように願っています。

 

ひばり
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